イロドリ武蔵小杉の ニシマイコウイチです。
イロドリはヘアケアにも力を入れていて、傷まない白髪染めで染める度に美しくなるヘアカラーを提案しております。
今日は年齢を重ねると髪の毛がまとまらなくなる理由と改善方法をお伝えしたいと思います。
白髪染めの方法を変えるだけでヘアスタイルがまとまる
実は白髪染めの方法を変えるだけで朝のスタイリングが劇的に楽になります。
白髪染めは普通のカラー剤と違う
現在ヘアカラーをされている方の中には、白髪が気になり始めてカラーをやりだしたという方もいると思いますが、ほとんどの方が白髪が生える前から明るくしたりヘアカラーを楽しんでいる方が多いのではないでしょうか?
カラーを楽しんでいて知らず知らずのうちに気が付いたら白髪が生えてきて白髪染めに切り替えるという流れがヘアカラーでは多いのですが、この頃は髪の毛にたんぱく質もあり、まだしっかりしているので気がつきにくいのですが、普通のカラー剤に比べて白髪染めはパワーが強くなっていて、今まで通りカラーをしていたつもりでも髪が傷んでしまい髪に必要なたんぱく質や水分を維持できなくなってしまいます。
やがて年齢を重ねるごとに元々あるはずの髪のたんぱく質が減り白髪染めというカラー剤に耐えられなくなってきてしまいます。
たんぱく質が減ると髪の中が乱れる
髪の中のたんぱく質が減ると水分を維持できなくなってしまいます。
乾いた土をイメージしてください。
水分が足りなく亀裂がはいりますよね?
髪の毛にも同じ状態が起こっていてたんぱく質が減り水分を維持できなくなると髪の表面のキューティクルが浮き上がってしまいます。
それが原因で髪の毛が広がったり、今までなかったクセがでてきたりするわけです。
年齢とともにヘアカラー向き合わなければいけない
とりあえず何でもいいから白髪が染まればいいという安易な考えでヘアカラーをしていると大変なことになります。
市販のカラー剤
ご自宅でも手軽にできる市販のカラー剤ですが、誰でも簡単に染められる反面、そのパワーは美容室で扱っているカラー剤とは比にならないくらい強いんです。
通常美容室で扱っている白髪染めはアルカリ剤がアンモニアと呼ばれる揮発性の高いものになっていてカラー剤の塗布量でコントロールしてしっかり染めています。
それは自分でコントロールするのは難しく塗布方法を学んでいる美容師でなければ至難の業です。
そんな誰でもできる市販のカラー剤ではモノエタノールアミンと呼ばれる揮発性の低いアルカリ剤を使用していて軽く触れただけで白髪も染まるようにできています。
しかも自分で塗ると既に染まっているところまでカラー剤を塗ってしまうのでダメージは2倍にも3倍にもなります。
揮発性が低いので長時間、髪の毛に残る為その間も髪の毛がどんどん傷んでしまいます。
安価なカラー専門店
安いカラー専門店も髪のダメージのリスクがないわけではありません。
安い中でも利益をださなければいけないので、カラー剤のコストを抑えなければいけません。
また回転率も重要なのでクイックカラーといって数分時間を置けば染まるといったカラー剤を使っているところもあります。
そういった美容室で染めると色持ちが悪く、カラーによるダメージも大きかったりします。
染め方によっては普通の美容室でも?!
染め方によっては普通の美容室でも充分ダメージの可能性はあります。
白髪がないところにも容赦なく地肌にべたべたカラー剤を塗る美容室もあり、ダメージはもちろんジアミンアレルギーのリスクさえでてきます。
毛先までパワーの強い白髪染めでカラーをされてしまい、髪の毛が傷みすぎてどうにかして欲しいと相談されることもあります。
白髪を染めることを優先しダメージへの配慮がない美容室もありますので心当たりがある方は注意が必要です。
どんな方法なら傷まず白髪染めができるのか?
ではどんな方法で染めたら髪の毛が傷まず美しい白髪染めができるのでしょう?
白髪がないところに必要以上に塗らない
白髪がないところには必要以上にカラー剤をべたべた塗りません。
そうすることで髪のダメージを最小限に抑えられることはもちろん、頭皮がしみる心配もありません。
ジアミンアレルギーのリスクも抑えることができます。
白髪がないところに白髪染めカラーを使わない
白髪がないところには通常のカラー剤を使用します。
そうすることで透明感のあるカラーができるのとダメージを最小限に抑えることができます。
一度カラーをしたところはノンアルカリカラー
一度でもカラーをした部分にはアルカリ剤の入っていないノンアルカリカラーを使用します。
アルカリカラーに比べ、いろいろな色を楽しむといった点はありませんがダメージが全くありません。
むしろカラー前より手触りが良くなるのが特徴です。
発色が弱いノンアルカリカラーでも積み重ねることで色の定着が良くなるので色落ちが早いなどの心配もなく染めることができます。
実際に髪が傷まないように染めていきます
それでは実際に染めた時の透明感やツヤ、髪質などを見ていきましょう。
下の写真はずっと白髪染めで染めていたお客様の髪の状態です。
髪色がオレンジなのと髪全体が広がっています。
これは白髪染めに含まれるブラウンが原因で白髪を染める為には必須です。
しかも白髪は普通の髪の毛に比べて染まりにくく髪の毛のキューティクルを開く為のアルカリ剤が強くなっています。
強いアルカリ剤のダメージによって髪が広がり、白髪を染める為のブラウンが髪の毛をオレンジにしています。
イロドリの白髪染めの仕上がり
イロドリで白髪染めを写真のような明るい透明感のある髪色になります。
そして髪の広がりがなくなり髪にツヤがあります。
これはイロドリ独自のカラー方法によるものです。
カラー剤を塗り分ける
イロドリでは仕上がりに透明感をだすために白髪の多いところと少ないところでカラー剤を塗り分けます。
白髪が多いところには白髪染めを塗っていき少ないところはファッションカラーで透明感をだしていきます。
こういった作業は技術やカラー剤の知識はもちろん、手間がかかりますがお客様によりヘアカラーを楽しんで頂きたいという想いから取り入れております。
白髪染めカラーも透明感のあるものを厳選
塗り分けテクニックも透明感をだす為の要素のひとつですが、白髪染めのカラー剤も透明感が出るように厳選しております。
色味が濃く、黒ずんだような色の白髪染めや透明感を重視するあまりに白髪が染まらないようなものは使いません。
透明感があるのに色持ちが良い
カラーの色持ちは置く時間に比例します。
もちろん時間を置けば置くほど良いというわけではありませんが最低でも30分は必要です。
回転率重視の美容室ではそれだけ長い放置時間を設けることはできませんが、イロドリではひとりのお客様との時間をしっかり設けていますので時間を置きしっかり染まったことを確認してからお流しに入ります。
この方法を継続してカラーをするだけで半年後には髪色が見違えるようにきれいになります。
髪質に合わせたカラーを選定
髪質によっては一回のカラーでも髪のダメージを伴います。
透明感のある美しい髪色は髪が傷まないよう染めていくことが重要です。
イロドリでは髪質と髪の状態を見極めてカラー剤を選定していきます。
特に白髪染めは普通のカラー剤に比べてパワーが強めなので繰り返すと髪の艶なくなりお手入れがしにくい髪質になります。
そうならないようダメージ0のノンアルカリカラーを使い髪に負担がないよう希望のお色に仕上げていきます。
ひとつひとつの拘りで髪が見違えるように変わる
こんな感じにヘアカラーひとつひとつのことにこだわり継続していくことで髪が見違えるよう変わります。
こちらのお客様もご来店頂いてから特別なことは何もしておらず徹底してヘアケアと透明感がでるように施術しただけです。
それくらい髪の毛が傷むというのは髪のまとまりがなくなったり広がったりする原因になるのです。
その理由は白髪染めのカラー剤の強さだということを今一度知って欲しいなと思います。
まとまりのある髪質はこういった配慮のもと叶うんだということをぜひ知っておいていただけたらなと思います。